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2010年1月 2日 (土)

ニュースレター第123号 加藤先生の一人雑誌「アイハヌム」が、第7回パピルス賞の受賞作品に決定

ユーラシアンクラブニュースレター第123号2009年11月1日


加藤先生の一人雑誌「アイハヌム」(東海大学出版会、2001~2009、毎年1冊刊)が、
第7回パピルス賞の受賞作品に決定

    (財)関科学技術振興記念財団が、毎年、アカデミズムの外で達成された学問的業績、あるいは学問と社会を結ぶのに貢献した業績に贈るパピルス賞の第7回人文・社会科学書部門の受賞作品として、加藤先生が2001年から毎年発刊している「アイハヌム 加藤九祚一人雑誌」を選考した。

    選考理由として『・・・「中央アジアの歴史と文化と考古学」と唱われているように、ロシア・中央アジアの希少な論文・書籍を紹介し、時に加藤が行っている発掘の報告をも掲載する。

    誌名の『アイハヌム』は、東方ヘレニズム最東端の都市遺跡の名称である。アレクサンドロス大王の東方遠征は東方にギリシアの文明をもたらした。チュルク語でアイは月、ハヌムは女性の尊称、この美しい遺跡の名は、「東西文明の交流」を願う加藤にとって、誌名としてふさわしいと思われたのである。

    雑誌は巻を重ねることによって、一つのシリーズとして「文明の交流」に貴重な役割を果たしている。一人の人物による継続的な努力の結晶として珍重すべきものと思う。』と記しています。

    加藤先生は、バクトリアから中央アジアへの南門というべき位置を占めるアフガニスタンとウズベキスタンの国境の町テルメズ市で11年前現地に加藤の家を購入し、世界の考古学者が注目しているアムダリヤ川右岸の仏教遺跡カラテペで発掘調査を開始。

    来年から三年計画の新たな学術調査計画にも着手、貴重な中央アジアを中心としたユーラシアの学術書「一人雑誌アイハヌム」を毎年単独で発行して9号目。

    今年米寿を迎えるも、旺盛な仕事ぶりで、青雲の志とどまることを知らずといった今日この頃です。すでに大仏次郎賞、南方熊楠賞など多くの賞を受賞してきておられますが、学術文化の架け橋を任じてきた加藤先生にはふさわしい賞がまた一つ増え、誠にうれしい限りです。

    この「アイハヌム」をテキストとして今年1月から始まった「加藤九祚シルクロードアカデミー」の生徒を中心として、新年早々米寿の祝いも兼ねた集いを実現したいものだと思います。(大野)


国家の「同化」政策は人間の思いやりを不安定にした 大野 遼

    前号で「先住民族の問題は国家の民主主義の原罪である」と書いた。この認識が、国連先住民族の宣言やこの宣言に促された日本の国会決議、そして内閣官房長官の諮問機関「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」報告書(案)の背景にあるように思う。

    昨年全会一致で可決された日本の国会決議には「我が国が近代化する過程において、多数のアイヌの人々が、法的に等しく国民でありながらも差別され、貧窮を余儀なくされたという歴史的事実を、私たちは厳粛に受け止めなければならない」

    「全ての先住民族が、名誉と尊厳を保持し、その文化と誇りを次世代に継承していくことは、国際社会の潮流であり、また、こうした国際的な価値観を共有することは、我が国が二十一世紀の国際社会をリードしていくためにも不可欠である」とある。

    私なりには、国家民族宗教を超えて、特に少数民族にウェートを置いて民族の共生、自然との共生を模索することを掲げてユーラシアンクラブを立ち上げた趣旨にもかなう、人類の未来に悲観していたものとしては少しほっとした決議でもあり、日本が今後進むべき道筋を戦略的に示すものとして意味があると思っている。

    この決議に基づいて発足したのが「有識者懇談会」でありこの夏まとまったのが「報告書(案)」である。

    ビクトリア・タウリ・コープス国連先住民族問題常設フォーラム議長が、「国連宣言」採択(2007年9月)に際して発表したコメント「この宣言を効果的に遂行できるかどうかで、国家そして国際社会全体が先住民族および個人的人権を保護し、達成するための姿勢が試される」に対応した日本における政策的具体化のための第一歩となるのが「報告書(案)」である。

    「報告書(案)」は今後の政策的「基本的な理念」の第一に「アイヌのアイデンティティの尊重」を掲げている。その理念の拠りどころとして憲法第13条の「個人の尊重」が規範であるとした上で、「国がその復興に配慮すべき強い責任があるアイヌの文化の中でも、とりわけ、アイヌ語の振興などを含む精神文化を尊重する政策については強い配慮が求められる」と指摘している。

    私が親しくしているアイヌの人々は、「アイヌ語」で会話できる人が意外に少ない。子どもの頃から使用することがあまりなかったためだ。その大きな理由が差別的社会にあった。

    生活圏を奪われ、困窮を余儀なくされ、教育も十分受けることなく育ったことやアイヌではない日本人の無理解な態度を懸念した両親があえてアイヌ語を教えないということも多かったためである。

    アイヌであることに誇りをもてない社会環境は旧「土人保護法」(明治32年制定)などの名称に象徴され、平成9年に「アイヌ文化振興法」制定まで存在した。つい最近のことである。

    新法に基づいて「アイヌ文化振興・研究推進機構」が発足して以降、アイヌ文化振興事業が拡充し、アイヌを誇りある民族の自称として使用する人、特に若い人が増えた。

    私が敬意を抱いてお付き合いさせていただいている浦川治造氏は、子どものころから働きづめで苦労の連続だったが、「最近の日本人は古い文化や暮らしを知らなさ過ぎる。私が教えないと」と語る分け隔ての無い思いやりの気持ちで接する人で、どこに行っても、その地に生きた人々や命ある全ての霊を祀り、アイヌではない日本人の間に多くの友人がいる。

    浦川さんのような人がアイヌには大変多く、アイヌ文化振興法を制定させた故萱野茂元参議院議員のようなアイヌの地位向上のために努力した多くのアイヌの先人がアイヌのアイデンティティを守ってきた。

    国家に影響力を持つ優勢な民族が、改名・改俗そしてその言語を強制する近代国家・植民地国家の「同化政策」がこのアイデンティティをゆるがせる大きな原因となっている。

    「国家と先住民族のパートナーシップ」に反する「同化」は人類社会の持つ、多様性、個人の尊厳という人類のもっとも大事にするべき思いやりや「友愛」の気持ちを不安定にする原因となって差別を助長した。(続く)


『太陽のコンサート2009』
生きてこそ―響く、子ども達の想い―

    2009年12月1日(火)、モンゴル国ダルハン市にある孤児院「太陽の子ども達」で暮らす子ども達による、来日コンサートがおこなわれます!

    今年も11名の子ども達が来日します。日本で延べ1万人を動員してきたモンゴルのエンターテイナーたちに是非会いに来てください。子ども達がプロ顔負けの技術で、モンゴルの伝統舞踊、馬頭琴、琴、長唄、軟体芸などを披露します。

    日時:2009年12月1日(火)
    会場:18:00 開演:19:00 
    場所:文京シビック大ホールアクセス:後楽園駅徒歩3分・春日駅直通
    チケット代金:一般 3,500円(前売り 3,000円)学生 2,500円(前売り 2,000円)WEB販売は「一般」のみとなります。そのためWEBで購入した学生の方は、当日、受付で学生証の提示をお願いします。1,000円キャッシュバックします。

    ※小学生以下のお子様には、株式会社イデアインターナショナルの可愛い雑貨プレゼント。
    主催:NGOゆいまーるハミングバーズHP:http://yuimar.org/太陽のコンサートHP:http://yuimar-concert.org/
    お問い合わせ:stom@yuimar.org 080-2614-4403(電話受付:水・木 12:00~19:00/金・土・日 10:00~16:00)


<他団体情報>医療・教育の面でアフガニスタン復興支援を行う NGOカレーズの会より バザーのお知らせ

    11月4日~11月20日バザー品大募集!
    皆様からの温かいご協力をお願いします

    日用品(タオル/石鹸/洗剤/入浴剤など)、贈答品、台所用品(鍋/ポット/テーブルウェア)、食器(割れものは箱入のもの)、食料品(調味料/コーヒー/缶詰/食用油)、雑貨(バッグ/靴/スリッパなど)
    お願い:以下のものはご遠慮願います中古の衣料(ユニフォームなどの学用品含む)、梱包されていない食器や中古の食器、電化製品、楽器、家具(たんす、ベットなど)

    【バザー開催日】2009年11月29日(日)10:00~15:00※雨天の場合は12月5日に順延
    【場所】静岡市青葉緑地B1 ~B2ブロック(静岡市役所・呉服町側)
    問合せ先・バザー用品送付先【カレーズの会 事務局】〒420-0856 静岡市葵区駿府町1-70 静岡県ボランティア協会内 カレーズの会バザー担当係電話:054-255-7326


映画「チンギスハーンの秘密」が
「モントリオール―2009」世界映画フェスティバルに出品

    彩の国さいたま芸術劇場大ホールで行われたシベリアサハ共和国の音楽劇「キースデビリエ」(大野が総合プロデュース)に続いて、アンドレイ・ボリソフ文化大臣が情熱を傾けていた映画「チンギスハーンの秘密」が完成し、カナダ・モントリオール音楽祭でプレミア上演され好評を博したようです(以下)。

    「チンギスハーンの秘密」が9月2日に開催された「モントリオール ―2009」世界映画フェスティバル(400人収容の劇場)で公開された。30分前から券を買い求める列ができた。ヤクート・サハ共和国のボリソフ文化大臣が監督した映画「チンギスハーンの秘密」がこの映画祭に出品され、好評を博した。

    ボリソフ文化大臣はプレゼンテーションではホムスの演奏をして、聴衆を驚かせ、また、壮大で美しい風景を表現した映画に大きな拍手を受けた。( ИА SAKHALIFE.RU 2 сентября в рамках мирового кинофестиваля "Монреаль - 2009"より寺尾近三氏訳)

    チンギスハーンの映画をつくるという話は、私が「キースデビリエ日本公演」の準備のためにヤクーツクを訪れた際に直接ボリソフ大臣から伺っていました。

    チンギスハーンは、アムール川の上流オノン川付近で誕生し、大ハーンに即位。さまざまな民族文化を吸収したユーラシアの帝国を築き今日の国家民族の土台を築いた人物ですが、ボリソフ氏は、チンギスハーンは母方(メルキト部族のホエルン)の血統を通じてバイカル湖東方にいたトルコ系民族と密接な関係を有し、サハ(ヤクート)人にもかかわり深い人物として興味を持っていることがわかりました。

    モンゴル帝国は、後にさまざまな民族出身者を国家の経営に重用したことで知られていますが、特にウィグル人については天山ウィグル王国のウィグル人を「第5のハーン家」として登用しており、これは他民族他文化への壁の無い人物だったチンギスハーン以来の伝統です。

    ボリソフ氏の映画には、サハの英雄叙事詩「オロンホ」も絡ませた、「サハ版チンギスハーンの世界」が描かれていると想像されます。私は、映画の内容や上演に興味をもっており、現在問い合わせ中です。(大野)


環境とエネルギー(1)アラル海の縮小と塩害  町野 勤

    歴史専攻の畑違いながらも長年、環境の仕事に携わり、またエネルギー問題にもバイオ発酵水素を研究している筆者が環境とエネルギー問題などについてこれから連載していきます。今回のテーマは、「アラル海の縮小と塩害」です。

    アラル海は、北はカザフスタン、南はウズベキスタンにまたがる湖で、湖に注ぐ主要河川は、アム川、シル川であり、源流は遠くパミール高原と天山山脈です。

    1960年代、綿花と水稲栽培のための灌漑が実施されたことにより、この二つの大きな川の流量が激減し、アラル海の水位も低下、1989年頃元々くびれていた地形により南北に二分割された。以下、新聞記事から。

    『ソ連時代からの無謀なかんがい事業の影響で水量が減り、二つに分かれた中央アジアのアラル海のうち、南半分の「大アラル海」の水位が急激に低下、今年に入り東側が干上がり、西側も塩分濃度の上昇で魚類が全滅したことが2日分かった。ロシア科学アカデミー海洋学研究所のピョートル・ザビヤロフ副所長が明らかにした。 

    カザフスタンが北半分の「小アラル海」を守るため2005年にダム(Kok-Aral Dam)を建設、下流で大半がウズベキスタン側にある大アラル海への水の流入が途絶えたのが原因という。露出した塩が数百キロ飛散して植物が枯れ、住民の呼吸器疾患が深刻化する恐れがあり、周辺の寒暖差が大きくなるなど気候への悪影響も懸念される。 

    副所長によると、今年8月に大アラル海を調査したところ、この1年で「史上最悪で予想外」の約1・5メートルの水位低下を観測。アラル海全体の水量は1960年に比べ約91%が失われたという。

    大アラル海では約1%だった塩分濃度が今年は13%を突破した。通常の海水の約4倍で、魚類の生存は不可能。昔は漁業が盛んだったが、03年以降、魚の生息は確認されておらず、残る小型のエビなどの死滅も時間の問題という。2009年10月3日共同通信』

    また、今年の5月にカザフスタンのアルマティにおいて、「アラル海を守る国際サミット」が行われ、中央アジア5カ国の大統領が一堂に会した。水問題など広く討議されたが、ホストであるナザルバエフ大統領はアラル海の縮小にのみ焦点をあてたステイトメントを作成し、5カ国の大統領がサインしたようです。

    日本でも大学等が湖周辺住民の塩害による健康影響の調査を実施したり、京都を拠点とするNPO法人・市民環境研究所がアラル海旧湖底沙漠地域で植林活動を実施している「アラルの森プロジェクト」があります。

    雨量の多い日本では、塩害問題は聞きなれないですが、それでも那珂川・利根川では、近年何回か上水・工業・農業利用の取水量が多くなり、流量が減少し、渇水となり、海水が河口から上流へ20km近く遡上し、塩分濃度が高くなり問題になりました。

    私も15年位前にその調査をしたことがあります。海に面しているわが国の塩害と、大陸の内陸にあり、規模が大きいアラル海の塩害では、生成構造も対策も違うと思います。

    しかし水利用やダム問題等は共通し、また、降雨の少ない地域で過去世界第4位の大きさであったアラル海の縮小は気候にも影響を与え、今後、水利用と地球温暖化の問題と合わせて考えなければいけないと思います。(続く)


11月15日に神奈川県立ふれあいの村で「モンゴル文化ナーダム」開催

    神奈川県愛川町には「江ノ島で噴き出すといわれる塩川の滝」という水脈伝説がある。これは、中央アジアに起源を持つゾロアスター教に淵源をもつアナーヒター女神につながる観音信仰、弁才天を示し、「フカルヤ峰からウオゥルカシャ海に向かってたぎり落ち」る滝や水への信仰そのものであり、私は地元愛川町の町民活動サポートセンターの紹介記事で「(愛川町の中津川には)シルクロードの風が吹いている」と書いた。

    奈良から相模にやってきたシルクロードをつなぐ女神の回廊;祈りの系譜が潜む町、「シルクロードとつながる関東の祈りの空間」が愛川町のキャッチコピーとしてふさわしい。

    この愛川町ではじめた「愛川サライ」の活動の第一歩として、21日、神奈川県のシルク産業の拠点であった地元半原の繊維産業会館で「レインボープラザ・シルクロード交流会」が開催された。

    モンゴルブフ(相撲)クラブのバーボルドさんが招聘したモンゴル民謡衣裳芸術公演団と地元の茶道、日本舞踊関係者、地元ボランティアとの交流の集いには56人が集まり、地元の食材で歓迎した夕方のバーベキューは肩を抱き合い大合唱と大いに盛り上がった。

    23日新宿文化センターで開催された本公演も、モンゴル民謡界の大御所オヨンビルグさんのオルティンドーや斬新な衣裳デザインを紹介した華やかなショーでもう一つのモンゴルがアピールされました。

    「モンゴル」は草原を駆け抜けユーラシアを支配した騎馬民族、という印象が強いが、「モンゴル」の意味は「永遠の川」とされ、私はアムール川のことを指していると考えており、水と深いつながりのある言葉である。

    またモンゴル時代は、ユーラシアの人と文化の往来、シルクロードの交流が最も盛んに行われた時代で、今日のアジアの国家や民族地図の土台が築かれた。

    私は今後、毎年秋に愛川町半原・田代地区を中心に「モンゴル文化ナーダム」が開催されることを希望している。

    11月15日には、ユーラシアンクラブ「愛川サライ」の仲間とバーボルドさんを中心に、映像作家のアロハンさん、オフィス遊牧民の栗原広之さん、モンゴル文化に詳しい福島達大さんらと協力して、神奈川県立愛川ふれあいの村紅葉祭に「モンゴル文化ナーダム」として参加することになりました。

    モンゴル相撲、音楽、料理に、ドキュメンタリー映像上映や樋口直正さんからはモンゴルのゲルも提供を受けて、地元の小学生にゲルの組み立ても紹介することになっている。今後毎年継続して開催できるようにするための財源確保に頭を悩ましています。ご寄付ご支援をお願いします。

    紅葉祭は午前9時半から午後2時半まで、地元内陸工業団地で働くブラジルやペルーの日系人がそれぞれの料理も紹介、地元の食材文化が集う楽しい祭りである。交通手段は本厚木バスセンターから半原行き「愛川ふれあいの村・野外センター前」下車徒歩10分」。参加費は無料。遠方ですが自然豊かなほっとする空間で癒しのほしい人はどうぞおいでください。(大野)


●気になるユーラシア短信

トルコ・アルメニア国交正常化、前途多難の船出

    【イスタンブール=田尾茂樹】国交正常化協議を続けてきたトルコとアルメニアは10日、スイス・チューリヒで外交関係樹立などの合意文書に調印した。

    だが、調印後発表する声明案を巡る調整難航で式典が予定よりも3時間以上遅れて始まり、ほぼ1世紀ぶりの「和解」は、冒頭から前途多難を印象付けた。

    両国は、第1次大戦中のオスマン帝国下で起きたとされるアルメニア人虐殺を巡り対立した。10日の調印式にはトルコのダウトオール、アルメニアのナルバンジャン両外相のほか、交渉を後押しした米国のクリントン国務長官、エネルギー戦略上の思惑から両国間の安定を重視するロシアのラブロフ外相や欧州連合(EU)代表も同席した。

    だが、トルコの報道によると、土壇場でアルメニア側がトルコの声明文案にあったナゴルノ・カラバフ紛争への言及に難色を表明。ナルバンジャン外相は一時、調印式会場からホテルに引き返してしまった。

    このため、クリントン長官が同外相のホテルに急行。説得して調印式会場に連れ戻す一方、ダウトオール外相にも何度も電話し、結局、調印後の声明発表を見送ることで決着を見た。

    式典では、笑みを浮かべるダウトオール外相に対して、ナルバンジャン外相は硬い表情を崩さず、ミゾの深さをうかがわせていた。(2009年10月11日読売新聞)


編集後記:完成度の高いニュースレターを6年余り継続発行していただいた高橋さんが顧問に就任。リリーフ編集者として当面大野が担当することになりました。とはいえ計画通りの紙面にはなりませんでした。レベルの低下はいかんともしがたいのですがしばらくお付き合いください。政権交代で「郵政民営化」に歯止めがかかろうとしていますが、行き過ぎた「民営化原理主義」の弊害はあちこちに残されたまま。地域の文化芸術もその一つ。荒廃が進んでいます。何とかしたいところです。(大野)


発行:特定非営利活動法人ユーラシアンクラブ 発行人:大野遼 住所:〒151-0053東京都渋谷区代々木2-13-2 第一広田ビルTEL:03-5371-5548 FAX:046-285-4895 E-MAIL:paf02266@nifty.ne.jp ホームペイジ:http://eurasianclub.cocolog-nifty.com/ 郵便振替:00190-7-87777ユーラシアンクラブ。お振り込の場合:ゆうちょ銀行0一九店 当座預金 0087777 ユーラシアンクラブ 会費、ご寄付はこちらへお願い致します。ご連絡はメールかファックスを希望します。
2009 11 01 Non Profit Organization Eurasian Club

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